霊芝(れいし)

がん予防に効果が高いと言われる霊芝(れいし・別称:マンネンタケ)は、漢方薬として古来から珍重されているキノコの一種です。原料や成分の特徴、健康効果などの情報をまとめて紹介しましょう。

霊芝(れいし)とはどんなもの?

霊芝(サルノコシカケ)霊芝(れいし)とは、湿度の高い山の中で樹木の幹や切株に生えるサルノコシカケ科のキノコ。分かっているだけでも60種類以上が確認されていて、薬として使用されるのは、赤霊芝青霊芝白霊芝黒霊芝など6種類と言われています。他の霊芝とは少し形状が違いますが、茎が長い鹿角霊芝というものもあります。

キノコの中では発芽率が非常に低いと言われ、天然のものは古木10万本に2〜3本しか生えないほど貴重なものです。滅多に見られないので、漢方薬の中でも特に珍重されてきました。1970年代に人工栽培に成功してから、健康食品やサプリメントとしてブームになり、日本でも話題となりました。

霊芝(れいし)にはどんな効能があるの?

霊芝に含まれる主な有効成分は、βグルカンという多糖類と、トリテルペンという成分です。

特にβグルカンは、私たちの体内で働く免疫細胞のT細胞やマクロファージを活性化させる働きがあるのが特徴。T細胞やマクロファージが活性化されることによって、がん細胞を攻撃する免疫機能が高まり、強い抗がん作用をもたらすと言われています。[注1]

また、トリテルペンという成分は、アレルギー反応の原因となるヒスタミンの過剰放出を抑える働きがあり、アトピーや花粉症などのアレルギー疾患に有効だという報告があります。[注2]

霊芝(れいし)を飲用した方の症例

霊芝を続けて飲むことで病状が好転した例を紹介しましょう。

<65歳・男性 肝臓がん>

末期の肝臓がんの診断を受け、医師からは余命3ヶ月くらいと告知される。友人から鹿角霊芝を進められて飲用を続けた結果、告知された3ヶ月を過ぎても体調が悪くならないので病院で検査を受けたところ、肝臓の病巣が消えかかっていることが分かった。

6ヶ月後の腫瘍マーカーやCTによる画像診断では、病巣がほとんど消滅。余命告知から4年が経過した現在でも鹿角霊芝を飲み続けているが、体調に変化はない。

<55歳・女性 大腸がん>

下腹部の激しい痛みで受診し腸閉塞だと言われて手術を受ける。開腹したところ、S字結腸から肝臓や小腸の一部にまでがんが転移していた。原発巣である大腸の一部切除のみで、残りは処置せず余命半年と告知される。そこで、友人からの紹介により鹿角霊芝を飲み始めることに。4ヶ月飲用を続けたところ、病院での精密検査で肝臓や小腸の転移巣が小さくなっていることが分かった。手術から2年半を経過しても、病状に変化はない。

霊芝(れいし)の臨床研究報告

霊芝を用いたヒト臨床試験による研究報告は7例報告されており、そのうち何らかの効果があったとされる5例[注3]を紹介します。

case.1 副作用が抑えられ、容態が安定した

タイで主に卵巣がん患者を対象に、治療法として霊芝を3か月ほど摂取させました。すると、その摂取期間中は患者に大きな副作用が現れず、容態が安定していたと報告されています。

case.2 腫瘍マーカー値が上昇

中国において、消化器がんの患者が霊芝の胞子を含むサプリメントを摂取したところ、がん細胞を増やす腫瘍マーカーが上昇。ただちに服用を中止すると正常値に戻ったことから、がん患者の霊芝サプリメントの服用にはがんが発生する危険性があるとされています。

case.3 疲労回復・生活の質が改善

中国で、乳がん患者が霊芝を摂取したところ、疲労回復・生活の質改善が認められたそうです。このことから霊芝は身体的健康をもたらし、倦怠感・不安感や抗うつ軽減の効果が見込めるとされています。

case.4 免疫機能の活性化

中国において、消化器がんの患者が霊芝の胞子を含むサプリメントを摂取したところ、がん細胞を増やす腫瘍マーカーが上昇。ただちに服用を中止すると正常値に戻ったことから、がん患者の霊芝サプリメントの服用にはがんが発生する危険性があるとされています。

case.5 腫瘍マーカー値が上昇

化学療法・放射線療法を行っているがん患者に霊芝を含む成分を服用させたところ、体内の免疫細胞の1つであるリンパ球数の低下が抑えられました。また、進行中の大腸がん患者に、霊芝に含まれる多糖成分を服用させると、体内の細胞が活性化し免疫機能が高まったと報告されています。これらの症例から、霊芝を摂取することで免疫機能の増強効果が期待できると分かりました。

今がん治療で注目されている、もっと身近な健康食品は?

がんはもともと活性酸素が過剰に分泌されることで起こる病気です。

ワサビに含まれるワサビスルフィニルという成分には抗酸化作用があり、がんの原因となりうる活性酸素の発生を抑制する効果が観測されています。

そして、既に発生してしまったがんにも大きな効果を発揮するのがワサビスルフィニルの特徴。

抗がん剤よりもがん細胞の増殖を阻害する活性機能が大きく優れており、発がん物質の無毒化・自滅作用が期待できるとされています。

ほかの植物でも同様の抗がん事例は多く観測されていますが、ワサビスルフィニルはさらにがん転移を抑制する作用がある点で注目されている成分です。

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