膀胱がん

膀胱がんは転移しにくいがんです。逆に転移した場合には、すでに末期ということにもなります。
がんは転移する前の早い段階で発見されることが多いので、この時に治療しておくことが重要です。
膀胱がんの基礎知識、および転移について解説しています。

膀胱がんの基礎知識と転移の特徴

膀胱がんとは、膀胱に発生する上皮性悪性腫瘍のこと。患者は女性よりも男性のほうが多いことで知られ、多くの場合、70歳を過ぎてから発症するのが特徴です。

膀胱がんになる原因は不明ですが、因果関係がほぼ確定している要因として、喫煙が挙げられています。1日20本前後の煙草を吸う人は、吸わない人に比べて約4倍の発症率が確認され、学会でも定説とされています。
また、職業上、特定の化学物質に触れる習慣がある場合は、膀胱がんとの因果関係を持つことでも知られています。

膀胱がんは、初期症状がほとんどありません。稀なケースとしては、尿検査で潜血が指摘され、再検査で膀胱がんが発見されることがあります。
その後、症状が少し進むと明らかな血尿が確認されます。痛みはありませんが、尿が赤く染まるので多くの患者はこの時点で病院に行き、がんが発覚します。がんがそこまで進行していないので、症状が最終ステージまで進行することは少ないです。
しかし、症状がさらに進行してしまった場合は、膀胱炎の痛みに似た感覚が排尿時に起こったり、背中に痛みを感じることがあります。

膀胱は「筋膜」という分厚い組織に囲まれており、この筋膜を破ってがんが外に出るには時間が掛かります。そのため、膀胱がんの進行が遅く、なかなか外部に転移しにくいがんなのです。
しかし、それでも転移してしまった場合は、すでに膀胱がんは最終ステージにある可能性があります。この段階では、一般に手術が行えないため、抗がん剤治療や放射線療法、または薬などを使用しての緩和療法での対応をメインに行っていきます。

膀胱がんが転移しやすい臓器とその症状

膀胱がんは主に3つの臓器に転移します。

肺転移

膀胱がんが最終ステージに達している場合、喫煙習慣が要因で肺への転移が見られる場合があります。しかし、この段階まで膀胱がんを引っ張るケースは稀です。
肺転移した場合は、放射線療法や抗がん剤治療をするだけではなく、体内環境を根本から整える必要があります。また、治療中と治療後の生活を維持することも重要になってきます。

肝臓転移

膀胱がんの転移例として、もっとも多いのが肝臓転移。転移事例の約38%を占めています。転移が認められた場合は、主として放射線や抗がん剤による治療が試みられます。

骨転移

膀胱がんの転移先のうち、約27%が骨になります。骨に転移した段階で、すでに末期ということになりますが、それが必ずしもすぐに死亡に繋がるものではありません。対応としては、痛みの緩和ケアと点滴による栄養補給が中心となります。

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