副腎がん

副腎副腎は腎臓の上にある3~4cmの左右対称の臓器です。とても小さな臓器ですが、体にとって非常に重要な副腎皮質ホルモンを作っています。

副腎がんを発症することは稀で、しかも良性腫瘍であることがほとんど。しかし悪性の場合は、予後が非常に悪いがんとされています。副腎がんの発見はホルモンの異常分泌から分かることが多いのですが、異常分泌がない副腎がんもあり、その場合は早期発見が難しくなります。

副腎がんの基礎知識と転移の特徴

副腎がんの発症率は、100万人に2人と非常に低くなっています。年齢別では、10歳までの小児や40~50歳前後の方に多く、女性の方が男性よりも約2倍多く発症しています。

副腎は比較的がんができやすい臓器なのですが、実は良性が多く、悪性のがん発症率は約10%。初期症状がほとんどなく、悪化して初めて症状が出ます。主な症状は腹部や背中の痛み・高血圧・頭痛・便秘・吐き気など。どのホルモンが異常分泌しているかによって症状が変わってきます。

副腎がんが進行すると、副腎周囲の臓器やリンパ節に転移します。一旦リンパ節に転移してしまうと、リンパ節から遠い臓器へも転移する可能性も。副腎がんを疑って発見するよりも、別の検査によって偶然発見されることのほうが多いのが特徴です。ただ、副腎がんは成長スピードが早く、周囲の臓器へも浸潤するため、発見時には進行していることがほとんど。治療は手術か抗がん剤治療が主ですが、ステージⅠ(副腎がんが5cm以下)だと5年後の生存率は60%、ステージⅡ(5cm超)で58%、ステージⅢ(周囲に移転)で24%、ステージⅣ(遠隔移転)だと0%という統計が出ています。

副腎がんから転移しやすい臓器とその症状

副腎の周囲には腎臓・脾臓・肝臓などがあり、副腎がんはそれらの臓器に浸潤する可能性があります。

また、副腎がんが進行すると、リンパ節や血液を通じて遠隔転移してしまうケースも多くあります。

リンパ節転移

副腎がんの力が強くなり、リンパ節が副腎がんの細胞を死滅させることができなければ、ガン細胞はリンパ管に侵入してリンパ液の流れに乗って拡がります。これがリンパ節転移です。リンパ節はリンパ管のろ過フィルターの役割を持ち、人間の免疫力維持のための重要な器官。細菌やウイルス、有害物質が血液に入らないようにすることで、人間の免疫力を維持。副腎がんの細胞が血液に入ることを阻止し、ガン細胞を死滅させているのです。

副腎がんが一度リンパ節に転移すると、あちこちのリンパ節を通じて遠隔転移する可能性が大幅にアップし、治療も困難になってしまいます。

リンパ節転移の主な治療法

副腎がんがリンパ節に転移した場合の治療法は、大きく分けて2つです。

リンパ節転移が初期で判明し、手術で切り取れる範囲だと医者が判断すれば、リンパ節郭清(切除)という手術法で治療します。

副腎がんの転移が大きく拡がっていた場合は手術での治療は難しいため、抗がん剤を使った化学治療や放射線治療が行われます。

がん治療には化学療法か放射線治療が一般的ですが、それで効果が出ない場合には別の治療法を取ることも可能です。たとえば、

  • 陽子線治療
  • 重粒子線治療
  • 免疫活性化血管内治療

などの治療方法があります。どの治療が行えるかは病院によって対応が異なりますので、確認が必要です。

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がんの再発や転移とたたかうには

がんに立ち向かう上で、もっとも注意したい「再発や転移」。たとえ、医師による適切な処置を受けていたとしても再発・転移の可能性はある、ということをわきまえておかなければなりません。

そのため、医療機関のみに頼るのではなく、私たちができる代替医療も率先しておこない「がんの予防線」を何重にも張り巡らせることが、がんとたたかっていく上で極めて重要となってきます。

漢方や鍼灸、アロマ・マッサージ、健康食品、サプリなど、さまざまな代替医療が存在する中で、「グルタチオンS-トランスフェラーゼ」をいかに活発化させるかが、がん再発・転移予防のキーポイントとされています。

グルタチオンS-トランスフェラーゼとは、体内で働く解毒酵素のひとつ。この酵素を活性化させる野菜として、わさびが注目を浴びています。

わさびに含まれる成分「ワサビスルフィニル(6-メチルスルフィニルヘキシルイソチイオシアネート)」は、このグルタチオンS-トランスフェラーゼを活性化させるとして、論文でも発表されました。

このほかにも、ワサビスルフィニルには、活性酸素を抑える、ピロリ菌などの細菌の増殖を抑制、血流の促進や血栓予防、免疫力向上、といったさまざまな効果も。

また、がん細胞の増殖を抑制し、転移を防ぐといった効果も確認されているため、がんの再発・転移とたたかう方はもちろん、すでに転移してしまったという方にも、ぜひ摂取して欲しい成分なのです。

>>がんの代替医療の最前線・注目の成分ワサビスルフィニルとは?

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