胆道がん

胆道胆道とは肝臓から十二指腸の間にある「袋と管」のことを指します。早期発見が難しいため、がんの中でも死亡率が高いと言われているのが胆道がんです。

胆道がんと診断されたとき、どうすればいいのでしょうか?ここでは、胆道がんの症状や転移しやすい器官を紹介するとともに、進行や転移を防ぐための治療法についても紹介します。

胆道がんの基礎知識と転移の特徴

胆道がんは一般的に大きくふたつに分類されます。胆のうという袋にできるがんを「胆のうがん」、管である胆管にできるがんを「胆管がん」といい、合わせて胆道がんとよびます。

胆道がんは自覚症状がなく早期発見が困難なのが特徴で、発見したときには進行している場合がほとんどです。1年間に胆道がんと診断される患者数と胆道がんで死亡する患者数には大差がなく、非常に死亡率の高いがんと言えます。また日本人は他の民族に比べても胆道がんを発症しやすいと言われています。

胆道がんが進行すると黄疸・白色便・腹痛・体重の減少などがみられますが、症状があらわれる頃にはある程度進行しているため、他の臓器への転移も疑われます。

転移先に多いのは胆管や胆のう、膵臓の周囲のリンパ節と肝臓です。胆のうは粘膜層が薄くがんが浸潤しやすいため、初期の段階でも転移しているケースが多く見られます。

胆道がんから転移しやすい臓器とその症状

胆道がんに多いのは、胆管・胆のう・膵臓周囲のリンパ節と肝臓への転移です。早期でも転移している危険性が高く、その箇所によっては外科手術が困難なケースもあります。転移の特徴と主な治療法を以下にまとめました。

リンパ節転移

がん細胞がリンパの流れに乗り、たどり着いた先のリンパ節で増殖することをリンパ節転移と言います。胆道がんからの移転の場合、胆道に隣接したリンパ節である場合はステージ2、やや遠い箇所への転移が認められるとステージ3と診断されます。粘膜層までのがんの場合、リンパ節転移の恐れはありませんが、胆道がんは進行しているケースが多いため、すでにリンパ節へ転移していることがほとんど。また、同じリンパ節への転移でも外科手術できる部位が限られており、転移の場所によって治療法が変わってきます。

リンパ節転移の主な治療法

胆道に隣接したリンパ節に転移していた場合は手術で切除します。胆道から離れたリンパ節へ転移したがんの場合は手術で取り除けないことも多く、この場合、抗がん剤による化学療法や放射線療法が行われます。この段階に到達してしまうと根治が極めて困難となり、「症状の緩和」と「進行の抑制」が主な治療の目的となります。

肝転移

がん細胞が肝臓へ転移するケースは統計上多く見られ、胆道が原因となる事例だけが極端に多いわけではありません。しかし、胆道と肝臓は隣接している事もあり、がん細胞が血液に乗ることによる血行性転移を起こすことが多く、発見時には既に肝臓に転移していることも多いのです。

「沈黙の臓器」と呼ばれる肝臓も、胆道と同じで自覚症状が現れにくく、進行してから現れる黄疸や倦怠感などの症状が胆道がんと似ています。そのため、胆道がんと診断された時点で肝臓への転移も疑わなくてはなりません。

肝転移の主な治療法

肝臓への転移が判明した時点で、がんの進行ステージは4となります。胆道がんからの転移に限らず、転移性の肝がん治療には手術による局所療法と抗がん剤の全身投与による全身化学療法があります。

胆道がんからの移転による治療で局所療法を行うのは不可能なことが多いため、抗がん剤を服用するのが一般的。なかでも「ソラフェニブ」は、がん細胞が増えようとする信号の伝達を遮断して抑制する薬です。抗がん剤は、種類によって副作用が軽いものから重篤なものまでさまざま。人によっては向かない薬もあるため注意が必要です。必ず担当医に相談しましょう。

がんが転移すると怖い場所について>>

がんの再発や転移とたたかうには

がんに立ち向かう上で、もっとも注意したい「再発や転移」。たとえ、医師による適切な処置を受けていたとしても再発・転移の可能性はある、ということをわきまえておかなければなりません。

そのため、医療機関のみに頼るのではなく、私たちができる代替医療も率先しておこない「がんの予防線」を何重にも張り巡らせることが、がんとたたかっていく上で極めて重要となってきます。

漢方や鍼灸、アロマ・マッサージ、健康食品、サプリなど、さまざまな代替医療が存在する中で、「グルタチオンS-トランスフェラーゼ」をいかに活発化させるかが、がん再発・転移予防のキーポイントとされています。

グルタチオンS-トランスフェラーゼとは、体内で働く解毒酵素のひとつ。この酵素を活性化させる野菜として、わさびが注目を浴びています。

わさびに含まれる成分「ワサビスルフィニル(6-メチルスルフィニルヘキシルイソチイオシアネート)」は、このグルタチオンS-トランスフェラーゼを活性化させるとして、論文でも発表されました。

このほかにも、ワサビスルフィニルには、活性酸素を抑える、ピロリ菌などの細菌の増殖を抑制、血流の促進や血栓予防、免疫力向上、といったさまざまな効果も。

また、がん細胞の増殖を抑制し、転移を防ぐといった効果も確認されているため、がんの再発・転移とたたかう方はもちろん、すでに転移してしまったという方にも、ぜひ摂取して欲しい成分なのです。

>>がんの代替医療の最前線・注目の成分ワサビスルフィニルとは?

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