大腸がん転移の体験談

大腸がん転移の体験者の声

■がんとの共存を受け入れる【30代/性別・女性 真下かなえ(仮名)】

私は数年前に大腸がんの告知を受けました。4ヶ月後には、卵巣や子宮への転移、余命告知も受けました。現在は肺や肝臓への転移で治療中です。一時は大変でしたが、子どもたちも小学生から中学生へと成長する姿を見れています。子どもたちに申し訳ないと思う一方で、がんとの共存にもなにか意味があると考えるようになってきました。今では、「おはよう」「ありがとう」などの家族との何気ない会話が一番の励みになっています。まだまだ、家族のためにがんばります。

■つらい治療でも目標をつくり、充実した日々【50代/性別・男性 前澤次郎(仮名)】

20年ほど前に直腸がんと診断され、転移性の肝腫瘍の手術もおこないました。2年後には胃がん、その翌年には両肺腫瘍と立て続けでしたが、その都度回復し仕事も頑張ってきました。しかし、転移は続き、治療は永遠と思えるほど続いています。そんな中、自分の存在意義を確かめる意味も含め、患者と医療の橋渡しの仕組みをつくろうと考えています。治療はまだまだ続きます。本当に辛い治療ですが、目標を見据えて、充実した日々を過ごしています。

■子どもたちの存在【40代/性別・男性 佐藤次郎(仮名)】

がんという診断を告げられたとき、正直目の前が真っ暗になりました。私の中では、がん=不治の病だったのです。自分がこの世からいなくなる、そんなことを丸2日考え続けてしまいました。その間に考えたことは、自分の延長である子どもたちに命を引き継いでもらいたい、ということでした。そのことをまだ小さかった子どもたちに率直に伝えると、状況を理解してくれました。このことで、安心して治療にも望めるようになりました。

■母のこと【30代/性別・女性 田中りえ(仮名)】

母は普段から健康には気をつけていて、検診にも行っていましたので、がんと診断されたときには本当にびっくりしてしまいました。母はがんに対してとても恐怖心があったので、先生には告知しないようにお願いしました。それからほんの数日で起き上がることさえできなくなり、痩せ始めてきました。痛みがあまりなかったのがせめてもの救いでした。入院して1週間も経たずに亡くなりましたが、臨終の数時間前までは私と話ができたほど安らかなものでした。

■金銭的な不安がありましたが、看病に専念【30代/性別・女性 片山愛(仮名)】

家族が大腸がんと診断されてしまいました。治療内容や生存率なども、もちろん心配だったのですが、どれくらいの期間入院して、どれくらいの費用がかかるのかでも、とても不安になりました。でも、なんとか元気になってもらおうとの思いで、髪をとかしたり、色々とお世話をしているうちに気持ちも落ち着いてきました。福祉事務所などに相談して、「なんとかなる」との思いが強くなり、看病に専念することができました。

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