3年くらい前に右胸の乳首の下あたりにしこりを感じました。痛みはなかったので、乳腺炎かな、と思い放置。しかし、半年ほど経過すると、乳首がくぼんできたので病院を受診しました。マンモグラフィ検査を受けて結果は乳がんと診断され、すぐに治療を開始。ステージⅠと早い段階での発見でしたが、右胸全摘出の手術を受けることにしました。入院も手術も、夫や子どもたちがサポートしてくれたおかげでうまく闘病できたと思っています。
私は大学の頃に乳がんと診断されました。当時、右胸にしこりを感じていたのですが、余り気にせず放置をしていたら、急に胸が大きくなって赤く腫れ上がってしまったのです。急いで病院に行くと、乳がんの診断。転移は見られないものの、右胸は全摘出になってしまいました。その後は再発もなく無事大学を卒業。結婚は諦めていたのですが、私の体のことを知っても受け入れてくれた素敵な彼氏と婚約することになりました。乳がんの診断はショックでしたが、それを乗り越えて素晴らしい人と巡り会えたことに感謝しています。
長年付き合っていた彼氏と入籍して1ヶ月、突然の乳がん告知でした。父は40歳の若さで末期がんで亡くなっていますので、私の病気のことを母に伝えることにすごく悩みました。また、入籍した矢先ですから、将来のこと、子供は産めるのかなど、不安に思うことは多くあります。これから服薬が続く5年間、どのように穏やかに過ごせるのか模索中です。
乳がんで入院していたときに知り合った人たちとは、退院後もお付き合いが続いています。再発の話が出たときには、「がんは死ぬとは限らないよね!」などと冗談交じりに言うと、同じ病気を抱える仲間から「そう、世の中にはもっと危険なことがたくさんあるんだから!」などと応じてくれました。みんな、自分の病と向き合っているんだな、と感じたひとときでした。
母が乳がんの診断を受けました。手術を受けることになったのですが、その前に家族旅行をしようと言う話になって、温泉に行くことに。温泉に限らず、1つひとつの経験と思い出を大切にしなければと感じました。母が乳がんになって、父にも変化が。家事に関して消極的だった父が手伝ってくれるようになりました。そのことがとてもうれしくて、心強いなと思っています。
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