*画像引用元:昭和大学病院公式HP
http://www.showa-u.ac.jp/SUH/
1928年に開院した昭和大学病院。内科、外科に加え、中央診療部門として、放射線診断科、放射線治療科が設置されており、多角的な治療が行えます。
昭和大学病院では「患者本位の医療」「高度医療の推進」「医療人の育成」の3つの基本理念を掲げています。中でも特に患者本位の医療を重視していて、患者を様々な角度からサポートするためのチーム医療の確立に力を入れています。トータルサポート力に定評のある安全安心第一の病院といえます。
昭和大学病院のなかでも、乳腺外科は2010年に開設された科です。がんの初期治療や再発乳がんへのサポートを行います。
乳腺外科の診療は、2010年に開設した昭和大学病院ブレストセンターにて行われます。ブレストセンターではチーム医療が展開され、初期治療や再発乳がんの治療を腫瘍センター・緩和ケアセンター等と連携したトータルサポートを受けることができます。
ブレストセンター内では、一連の乳がんの検査と診察を効率よく受けることができるよう機材が準備されています。必要に応じて、乳房組織生検もセンター内で行うことができます。
カウンセリングルームも設置されており、予約を取ればセカンドオピニオン・遺伝カウンセリングを受けることも可能です。
昭和大学病院の放射線治療科では、悪性腫瘍(がん)に対して放射線を照射・治療を進めています。また、治療対応可能な主な疾患は、以下の通りですがほとんどのがんに対応できます。
また、良性腫瘍に関しても治療対応していて、ケロイド(赤く盛り上がる傷跡のようなもの)予防としても効果を期待できます。
治療方針については、疾患の状態に合わせて放射線治療単体・化学療法(抗がん剤など)と組み合わせた治療・外科手術前後に放射線治療を行う場合などさまざまです。さらに完治させるために放射線治療を用いたり、症状を和らげるために用いたりといった使い分けも行っています。
放射線治療科では、放射線機器を複数台保有しています。
放射線照射の位置や線量などを細かく決める治療計画用CTの実施や治療計画装置の導入、治療を行います。
放射線治療前には、患者さんとよく話し合い治療方針や治療内容の説明まで丁寧に進めてくれる体制も整っているのも主な特徴です。
腫瘍センターでは、外来患者さんも抗がん剤をはじめとする投薬治療を受けられるのが大きな特徴です。また、がん専門医やがん専門薬剤師・がん薬物療法専門医など多数の関連スタッフや医師が医療チームを組み、抗がん剤による治療計画を検討します。
さらに国内では未承認の薬剤や治験薬も倫理委員会・IRB・病院長といった方達が投薬の承認を行い、治療を進めているのも腫瘍センターならではの仕組みです。副作用が発生した際は、常駐している医師によって即時対処してもらえます。
腫瘍内科では、新し薬物療法を進めることで、従来の抗がん剤では難しい症状や疾患にも対応できるよう積極的に新薬や治験薬の投与を実行しています。また、一部の進行性のがんについては、放射線治療も含めた集学的治療で対応可能です。
治療方針についてはガイドラインに沿って策定し、消化器がんなど一部の疾患については内科や外科など複数の診療スタッフで、集学的治療に関する方針を定めます。
頭頸部腫瘍センターでは、以下に関わるがんに対応した診療センターです。
頭頸部に発生するがんは上記の機能などに影響を与えるため、耳鼻咽喉科医と歯科口腔外科医と連携しながら機能(発声や咀嚼)や形態(顔の形など)の温存を目指しつつ治療を実行します。
治療方法は、手術や化学療法に加えて分子標的薬の投与や放射線療法といった、集学的治療にて対応してもらえます。
頭頸部腫瘍センターでは、治療だけでなく手術前の口腔ケアや手術後のリハビリテーションまで、総合的に支援してくれます。また、生活に関する質の向上にも取り組んでいるので、精神的なケアについても期待できるでしょう。
中村清吾医師は昭和大学医学部乳腺外科の教授を務める医師で、乳がんの治療を専門とするエキスパートです。前職の病院では乳がん治療を消化器外科から独立させ体制を構築するなど、日本の乳がん治療をリードしてきました。
現在は遺伝性乳がんに注目し、遺伝子カウンセリング等の制度認可を訴えるなど最前線を走り続けています。
- 威張らず親切で話しやすいので、信頼感がある。丁寧に根気強く、治療にあたってくれる。
- とてもきれいな大きな病院です。4-5階までは外来の各診療科がありその上は入院病棟のようでした。受付から診療までシステム化されており案内などはスムーズでした。予約なしの紹介状ありで受診で待ち時間は2.5時間ほどかかりました。急ぎでない場合は予約してからがおススメです。担当の先生は男性でした。大きな病院が初めてでしたが対応は普通だと思います。
- 家族が外科手術をした際に入院利用しました。最寄り駅は東急池上線・大井町線旗の台というあまり馴染みのない駅ですが、駅から病院が見えるので迷うことはありません。キレイな施設で、受診や会計もシステム化されているのでとても楽です。面会スペースも比較的広く、階によって多少大きさ感が違うので、ゆっくり話したい時には別の階に行ったりしていたようです。医師・看護師・スタッフの方もみな丁寧な対応をしていただき、本人も家族も不安なくいられました。
- (前略)人が多いのでさすがに待ち時間は長いです。最初の受付と、最後の会計では立って行列に並ぶので、足の悪い人、体調悪い人は大変だろうと思います。2時間の動画をダウンロードしていって、帰るまでに余裕で見終わりました。予約なしで行くなら、暇つぶしは必須ですね。
- ホームページが分かりにくすぎて、予約しないといけないのを知らず。8時のオープンから行きましたが、2時間待ちでした。先生は普通でした。看護師さん達がとても親切で安心しました。施設は新しいです。会計等は会計のATMみたいな機械でクレジット清算可能。駅から少し歩きますがそんなに遠くありません。(後略)
昭和大学病院で治療を受けた方の口コミでは、大学病院ということもあり、待ち時間の長さ(2時間程度)に関してする評判が多いようです。そのため、予約してから受診する方法がおすすめされています。
院内の設備や雰囲気は綺麗なだけでなく、会計システム(クレジットカードなどによる決済)など受付や支払いに関する効率化も良い評判です。
お見舞いされる方達が利用する面会スペースは、広く設計しているためゆっくり落ち着いて話すことができます。また、看護師や医師の対応も丁寧で、患者さんやご家族への配慮も行き届いているようです。
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