立正佼成会附属佼成病院のがん治療情報

立正佼成会附属佼成病院公式HP
*画像引用元:立正佼成会附属佼成病院公式HP
https://kosei-hp.or.jp/

東京都杉並区にある「立正佼成会附属佼成病院」は、従来の臓器別の診療科に囚われない患者さんを中心とした横断的な組織連携による全病院的な治療を目指す病院です。24時間体制で2次救急に対応し、地域に根ざした高度な医療の提供を行っています。

また、病院の建物がドラマの撮影現場として使われたこともあり、綺麗な病院としても知られています。

立正佼成会附属佼成病院の理念と患者さんへの診療方針

立正佼成会附属佼成病院では、「正しくみて正しく手当てする」をモットーとし、心の通った満足度の高い医療の提供を目指しています。また、思いやりの心を持ち、患者さんの立場に立って診療することが出来る、人間性豊かな医療人の育成も目指しています。

こうした、医療や患者さんへの姿勢は診療方針にも表れており、患者さんの人格・価値観の尊重や、十分な情報提供を受ける権利、安全で質の高い医療を受ける権利、自分の意思で治療を選択できる権利、個人情報が保護される権利などを最優先に、全員が一丸となって日々診療にあたっています。

がん診療を行う科・部門の案内

ここでは、35年以上の経験と実績を持つ副院長が部長を務める「消化器内科」について、がん治療の情報を紹介します。

消化器内科の特徴

消化器内科は、消化・吸収、貯蔵を担う大切な臓器の扱う診療科。消化器全般に精通した専門性の高い医師・スタッフが常駐し、高度な診断・治療を行い、地域医療への貢献をしています。

内視鏡による診断に加え、比較的患者さんへの負担が少ないEMR(内視鏡的粘膜切除術)やESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)といった、難易度の高い治療に関しても豊富な実績を誇ります。

消化器内科の診療概要

消化器内科の主な対象疾患は、消化管(食道・胃・十二指腸・小腸・大腸)と肝胆膵疾患(肝臓・胆嚢・膵臓)。良性・悪性疾患を幅広く対象として、診断・治療を行っています。

悪性の疾患である食道がん・胃がん・大腸がんに対しては、拡大内視鏡、EUS(超音波内視鏡)を使用して、正確な内視鏡診断(範囲診断・深達度診断)を行い、上記のいずれの臓器でも早期のがんであればEMR、ESDといった内視鏡治療を積極的に行っています。

進行がんに対しては、各診療科と連携し、外科的切除術を実施。さらに進んだ進行がんで外科的治療の適応がない場合にはガイドラインに沿った標準的化学療法(分子標的薬剤の併用)も行っています。緩和科との連携もスムーズなので、治療が困難となった場合には患者さんとご家族と相談の上、緩和科への移行も可能です。

消化器内科の実績

  • 2015年治療実績
    - EMR(内視鏡的粘膜切除術)721例(胃5例、大腸716例)
    - ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)34例(食道・胃18例、大腸16例)

緩和ケア科の特徴

がんによる、身体や心の痛みを軽減したい方の病棟です。つらい症状を和らげる治療は最大限実行しますが、延命治療はししない方針で、患者が自分らしさを大切にしながら過ごせるよう支援しています。

入棟を希望されている場合なるべく患者さんご本人に病名・症状などの説明(告知)がされている方が望ましいですが、必ずしも告知がされている必要はありません。ただし、入棟後に患者さんご本人が真実の病名・症状を知りたいと望んだ場合、説明をする場合があるのでその点は理解しておく必要があります。

入棟後、要望に応じて病名・病状の説明がなされることもあります。

緩和ケア科の診療概要

緩和ケア科外来は、がんによる身体や心の深い苦痛などを、和らげる役目があります。日常生活を過ごすうえで、がんのもたらす影響を緩和することを目的とした外来です。

在宅療養中、今後の入棟相談、入院中の病院からの転院などを考えている患者さんを受け入れています。外来通院による、生活援助・全身管理などは行っておりません。

放射線科の特徴

同課では、MRI、マンモグラフィーやX線、核医学検査装置などの機器を完備。短い時間で検査をすることが可能となり、より良い画像診断ができます。放射線科専門医による画像診断を実施。画像もフィルムレスで、撮影直後から診察が可能です。

放射線科の診療概要

検査は予約制で、医師と相談してからの実施です。緊急な検査の場合は、できるだけ早く対応します。立正佼成会附属佼成病院のみでなく、地域の病院とも連携しています。検査の予約は電話で可能。インターネットで24時間予約の受付もしています。検査結果も、当日に出ます。放射線を使用しない検査も実施可能です。

科・部門名医

高橋 信一 (たかはししんいち) 医師

医師に関する説明

高橋医師は35年以上も内視鏡検査に携わり、高い技術と豊富な実績を持つ熟練の医師。立正佼成会附属佼成病院の副院長兼内科・消化器内科の部長を務める胃がん治療のエキスパートです。

胃がん治療において、早期検査と胃がんの原因とされるヘリコバクター・ピロリ菌の除菌を推進しており、早期のうちに内視鏡による治療(EMR、ESD)を行い、できるだけ患者さんの身体に負担をかけない治療を行っています。高橋医師は、高い技術力が求められる内視鏡治療で豊富な実績を誇るため、日本の胃がん治療水準向上への貢献が高く評価されています。

医師の経歴

  • 1976年:杏林大学医学部 卒業
  • 1980年:杏林大学医学部第三内科学教室助手
  • 1989年:杏林大学医学部第三内科学教室講師
  • 1992年:杏林大学医学部第三内科学教室助教授
  • 1993年~95年:米国ハーバード大学に留学
  • 1999年4月:杏林大学医学部第三内科学教室教授
  • 2016年4月:立正佼成会附属佼成病院 副院長兼内科・消化器内科部長

立正佼成会附属佼成病院の口コミ

  • 現在地に移転して、クリーンで立派で最先端の施設でありつつ、病院特有の冷たさが少ない、よい病院になったと思います。立正佼成会系の病院ですが、以前から壁の張紙で、それに気が付く程度でした。移転後は、それも見当たらなく、杏林大学と連携したそうで、杏林大学医学部出身の医師が増えました。循環器内科には、複数の医師が常時連携しています。当然人間なので相性があるかと思いますが、高齢の母には主治医の女性医師の方達が、とても優しく話を聞いて下さって助かります~日常の変化について気を配って下さるのも医療の一つだと思うので。(後略)
  • 引用元:caloo「立正佼成会附属佼成病院の口コミ・評判」

  • お医者さんはとても丁寧で的確な診断だと思います。外来の看護師さんも、優しく良い対応です。お盆も開いているし検査設備も整っているので僕自身も何度か来ています。今回は子供が入院しました。30代以上の中堅看護師さんは皆さんしっかり気を配ってくれましたが、若い看護師さんは受け身でちょっと物足りないのが残念でしたが同時間帯にいる中堅さんが上手くカバーしていました。テレビやモニター、棚、点滴の機器もピカピカで気持ち良かったです。トイレもエレベーターもピカピカで掃除担当の方が数名ひたすら掃除していました。一階ホールに、小さな図書室かせめて雑誌を数冊置いてくれると時間潰しにいいのですがね。
  • 引用元:caloo「立正佼成会附属佼成病院の口コミ・評判」

評判まとめ

立正佼成病院は、リニューアルしてから4年位なので、綺麗で清潔感があります。診察までの待ち時間が少ない病院なので通いやすいでしょう。治療・診断に関する設備がそろっています。病院内は温かい雰囲気があるようです。杏林大学と連携しており、多数の医師が常時連携しています。相性が合う先生が見つかると、治療や診察も安心してできるでしょう。診察の際の的確な診断画像が好評のようです。看護師さんも優しく接してくれるので、相談がしやすいでしょう。

病院情報

  • 病院・クリニック名:立正佼成会附属佼成病院
  • 所在地:〒166-0012 東京都杉並区和田2-25-1
  • アクセス情報:地下鉄丸の内線「方南町」駅から徒歩で約11分、「東高円寺」駅から徒歩で約15分
  • 診療受付時間:月曜~土曜:08:30~11:30
    (休診日:日曜・祝日・年末年始12月29日~1月3日)
  • 電話番号:03-3383-1281(代表)
  • 公式ページURL:s://kosei-hp.or.jp/
  • 問い合わせメールアドレス:なし
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