*画像引用元:日本医科大学付属病院公式HP
https://www.nms.ac.jp/hosp.html
東京都文京区にある「日本医科大学付属病院」は、1910年(明治43年)の開院以来、100年以上も時代に応じた良質な高度先進医療を提供し続ける歴史ある病院です。
高度救命救急センターの設置をはじめ、特定機能病院の認可、地域がん診療拠点病院の指定など、飛躍を続けています。病院での治療の煩わしさを感じさせない満足度の高い病院づくりに努めています。
「つくすこころ」で良質な医療を提供し、教育の場としても優れた医療人の育成に努める。これが日本医科大学付属病院の理念です。患者さんと家族のための医療の効率化と安全性の追求を目標に、医療改革に取り組んでいます。
また、患者さんの権利を尊重し、患者さんの立場に立った医療の実践を病院の基本方針とし、安全で安心な質の高い医療の確保、説明と同意の徹底、人間性豊かな医療人の育成、地域の基幹病院として保健・医療・福祉への貢献、先進的医療を提供するための臨床研究の推進を徹底。ガイドラインとして定め、実践しています。
日本医科大学付属病院は、2008年2月よりがん診療連携拠点病院に認定されています。ここでは、乳がん治療の名医が教授・部長を務める「乳腺科」を紹介します。
2008年5月より乳腺科外来を開設。国内有数の乳がん治療施設であり、全国でトップ10に入るほどの乳がん治療の実績を持つことで知られています。外来初診日にマンモグラフィ、超音波検査、細胞診、針生検などを行えるシステムになっており、迅速に診断が得られる体制が整っています。
放射線治療、化学内分泌療法、緩和治療などの集学的治療が重要となる乳がん治療に対して、各分野の専門家医師、薬剤師、看護師、放射線技師、細胞診断士などの有資格者が在籍。女性スタッフも数多く揃っています。こうした専門家が連携し、高度なチーム医療を実践しているのが最大の強みです。
乳腺疾患、特に乳がんに対する診断・治療をメインに扱っています。外科による手術療法のみでなく、放射線治療、化学内分泌療法、緩和治療などの集学的治療を実践。マンモトーム生検、術前・術後化学内分泌療法や乳房温存療法、センチネルリンパ節生検などの標準診療はもちろん、薬物治療などの臨床試験への参加も行っています。
日本医科大学附属病院の放射線科では悪性と良性など、多岐に渡る治療を行っています。他の科から依頼がある画像の診断や放射線治療が仕事内容です。
画像診断はCTやMRI、超音波診断も行います。充実した診断を行えるよう努力しているのが特徴です。
全国の放射線科では、病棟がない病院もあります。この日本医科大学附属病院では、定床数が10床です。入院するのは平均7日ほど。特定機能病院としての役割を果たすための高度先進医療を行っています。
放射線の治療にはリスクを感じる人もいるでしょう。現代の放射線治療では、リスクとされる副作用が少なくなっています。副作用が起きやすい部分を避けて照射するのです。がんは、早期発見できれば、場合によって放射線治療を活用することが考えられるでしょう。
「緩和ケア」というと最期を過ごす場所というイメージを持たれがちですが、日本医科大学付属病院の緩和ケア科では、治療を開始した頃から緩和ケアは必要だと考えています。
身体だけでなく心や家庭の問題も支援するべく、緩和ケアに対する専門医やガンの専門看護師、薬剤師がそろっています。
精神面での専門看護師や専門の人員を割いてサポートすることで、ガンに苦しんでいる患者と、その家族を支援しているのです。
緩和ケア科では外来診療も行っています。外来では、通院でガンの症状を和らげる緩和を実施。主治医と連携をとって処置を行うため、緩和ケアを希望する場合は、主治医からの紹介状を持参のうえ、受診してください。
乳がん治療において、「名医が選ぶ名医」として取り上げられることもあり、年間400症例以上の乳がん手術を担当する乳腺外科チームを率いるスペシャリスト。 乳がん総手術例は3,000例を超え、乳房温存術に関してはその約半数を占めるほどの実績を持っています。
乳房温存率だけに注力せず、乳房内の再発率も重視した治療を実施。乳房温存療法後10年の累積乳房内再発率が約4%と良好な成績も残しています。また、個々の患者さんに合わせて最適化したチーム医療の提供に力を入れており、乳腺外科以外の診療科と連携し、各分野の専門家とチームワークを築くことで、より最適な乳がん治療を提供しています。また、大学院と連携して乳腺疾患に関する基礎的研究も行っています。
- 主人の付き添いで初めて訪れました。とてもキレイな病院で、動線もよく考えられていて、最近の病院は、凄いなぁと感心してましたが、なによりも先生方始め、スタッフの皆さんがあれだけの規模の病院でお疲れのはずなのに、温かく親切にテキパキと対応される姿に、頭が下がる思いでした。主治医の先生も、患者と向き合い、しっかり目を見て会話をしてくださる先生で、これから主人が入院と手術でお世話になるのですが、安心してお任せできる病院だと思いました。とても素晴らしいホスピタリティです。
- 健康診断の結果で再検査があり、日本医科大学付属病院へ再検査の依頼に行きました。大腸カメラの検査をすることになったのですが、担当した看護師さんがとても親切な方で一から丁寧に説明するだけでなく、精神面でも気を使ってくださり、色々と相談しやすく、細かく説明をした後も、施設の説明や近隣のお店の話など気を紛らわせてくれる話を沢山してくださり、緊張がほぐれました。実際の検査はまだ先ですが、事前の準備など不安なことがあればいつでも相談してくださいと声かけをしてくれて安心しました。
- 大学病院は多少なりとも待つものだと思ってます。他の総合病院だと3分診療だとか皮肉っぽく言われますが、ここは丁寧に診察してくれるのでお気に入りです。
- 紹介状を持って行ったが、受診まで非常に時間がかかった。最近、立て直しをして建物内は非常に綺麗になっているが、来院数に比べて、圧倒的にスタッフの数が足りないように思える。(中略)緊急時の対応などは良いかもしれないが、それ以外の場合は、もう少し小規模の病院の方が、より丁寧に時間も無駄にならずに通えると思います。
- (前略)待ち時間ですが、あらゆる場所で進行状況がわかるような掲示板ができました。二階にスタバ、一階にセブンイレブンあり。一階の広場では持ち込みでお弁当を食べられるようにもなっています。皆さん、診察科には、時間が近づくと行くような感じです。スタッフも親切です。先生方は丁寧に時間をかけて診ださいます。納得いく治療ができます。(後略)
日本医科大学附属病院は「キレイな病院」と評判です。医師やスタッフは温かく、患者と向き合って治療を行ってくれるでしょう。この病院になら任せられる、との意見もありました。
健康診断による再検査で不安になっている人には、わかりやすく説明するだけではなく、心を落ち着くような雑談を行い、緊張をほぐしてくれるといった配慮も。不安な気持ちを打ち明けやすい病院は、安心して治療を任せられるのではないでしょうか。
大学病院は短時間診療の問題が見受けられますが、日本医科大学附属病院内にはカフェやコンビニもあり、広場でお弁当を食べることも可能です。待ち時間は複数の場所でどこまで診療が進んでいるのか分かるように、掲示板を設置しているそう。待ち時間が長くても、カフェがあると穏やかに待てるでしょう。
「改善が必要だ」と考えている人の意見としては、時間が少しかかる、という声がありました。スタッフの数が少ないのかもしれません。緊急以外の対応はもっと小さい病院に任せると時間の節約になるのでは?と考える人もいるようです。
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